シャオミのRedmi Noteシリーズは低コストながらも、最新のテクノロジーを詰め込んだスマほとして知られている。
シャオミが今回、最新モデルであるRedmi Note9sを発売した。インド市場では、Xiaomi Note 9SPROと呼ばれているが、
さて、Note9sは、どれほどのポテンシャルを持つスマホに仕上がっているのだろう?
Xiaomi Redmi Note 9s
Note 9s レビュー スペック
BODY サイズ 165.8 x 76.7 x 8.8 mm 重量 209 g ビルド ゴリラガラス5、プラスチック SIM Dual SIM 生活防水
ディスプレイ タイプ IPS LCD サイズ 6.67 inches 解像度 1080 x 2400 pixels, 20:9 ratio 保護 Corning Gorilla Glass 5 450ニットHDR10
プラットフォーム OS Android 10, MIUI 11 Chipset Qualcomm SM7125 Snapdragon 720G (8 nm) CPU Octa-core (2×2.3 GHz Kryo 465 Gold & 6×1.8 GHz Kryo 465 Silver) GPU Adreno 618 引用元:GSMArea
Note 9s レビュー
美しきオーロラ・ブルー
Xiaomi Redmi Note 9s、その外観はゴリラ5ガラスを使用し、全体的に丸みを帯びる。
艷やかフォルムは、最近のトレンドにマッチした、おなじみのデザインとなっている。
素材は、プラスチックを使用してるにも関わらず、Xiaomi Redmi Note 9sを一度手にするとプリミアム感じが漂う事に驚く。
フレームがマット(非光沢)な仕上がりである為に、グリップ効果があり滑り止めにもなっている。
Xiaomi Redmi Note 9sは、サイズ感のあるスマホなので、ズッシリと重い感覚が残る。
IPレート(防水/防塵)には、非対応であるが、スマホを守る為の日常的な防水には対応している。
Xiaomi Redmi Note 9sの”オーロラブルー”の美しさには、特筆に値する。
Note 9s レビュー HRD 10Plus ディスプレイ
Xiaomi Redmi Note 9sのディスプレイは、1世代前のIPSパネルを使用している。
だが、iPad miniにも使用されている事を考えると、決して見劣りするものではない。
項目 | Xiaomi Redmi Note 9s ディスプレイ詳細 |
---|---|
パネル | IPS LCD |
解像度 | 1080p |
アスペクト比 | 20:9 |
フロントにあるセルフィー・センサーは、パンチ・ホールの形状になっており、
バックライトが明るい時、ホールの縁をよく見ると”黒い影”があることに、おそらく気がつくだろう。
これは、LCDパネル特有の特性でOLED(有機パネル)には見られない現象だ。
スクリーンのリフレッシュレートが、平均的な”60Hz”である事は残念である。
例えば、Xiaomi/シャオミのライバル、Realmeは同価格帯のスマホに、”90Hz”のリフレッシュレートを採用している。
とはいえ、ディスプレイの全体的な印象は悪いものではない。
大きなディスプレイは、コントラスとがはっきりとして、黒色の発色には深みがあり、色彩の再現能力も十分だと言える。
HRD10Plusをサポートしているので、ハイクオリティな動画を鑑賞するの時にも満足だろう。
ディスプレイの明るさも、最大値420(自動設定で575ニット)と屋外でも充分な明るさだ。
ディスプレイの明るさを1ニットまで落とすことが出来るので、暗闇でスマホを操作もしやすいだろう。
Note 9s レビュー HRD 10Plus 多彩なインタフェース
スクリーン指紋認証には、非対応なので右サイドにある電源ボタンが指紋認証センサーの役割も果たす。
指紋認証センサーの反応はとても迅速だ。
AlwaysOnDisplay(常時通知スクリーン)はXiaomi Redmi Note 9sには非搭載であるが、
上部にあるステータス通知LEDがメールの受信などを教えてくれる。
スピーカーは底部に1つあるだけだが、音量も充分だ。サウンドの質については、中域音が強いわりには、低音が控え気味である。(2:22)
最近のトレンドは、3.5mmジャックを排除し、ブルーツゥース経由でイヤフォンへの接続がトレンド。
しかし、Xiaomi Redmi Note 9sは、ヘッドフォン用の3.5mmポートを備えているので、音楽を楽しむ際のオプションが増えるのが嬉しい。
Xiaomi Redmi Note 9sは、MicroSDカードを使用してストーレッジの拡張も可能だ。
UIは、Andorid 10をベースにMIMU11を組み合わせており、以前よりもシンプルな作りとなっている。
ビデオ、音楽、画像のギャラリーを管理には、MIUIの独自アプリを使用している。
さらには、必要であればFMラジオを聴く事だってできる。
グローバルROMの場合は、まれにだが、使用する国によって、アプリを立ち上げた際に、広告が表示される場合がある。
また、赤外線リモコンとして、家電製品を操作する事もできるなど、Xiaomi Redmi Note 9sをは、様々な側面をもったスマートフォンである。
Note 9s レビュー 妥協なき処理性能
一方、性能を見てみると、Xiaomi Redmi Note 9sは、チップセットに700番シリーズの、Snapdragon 720Gを搭載。
フラグシップ・モデルに追随する性能を持ったチップセットで、ベンチマーク・スコアを見ても申し分ない。
実際、720GはHuaweiのKirin 810に、もう少しで匹敵するほどの処理速度である。
処理性能に関しては普段遣いでも、ゲームを動作させても快適に動作するので、満足するであろう。
Xiaomi Redmi Note 9sは、のバッテリー容量は5020mAと、同クラスでも最大のサイズとなっている。
機種 | バッテリーサイズ |
---|---|
REALME6 | 4300mAh |
REDMI NOTE9S | 5020mAh |
GALAXY A51 | 400mAh |
付属の22.5Wのチャージャーを使用すると、1時間で37%のチャージが可能となっている。
Note 9s レビュー 卓越したマクロカメラ
Xiaomi Redmi Note 9sは、Note8Tと同様に、クアッドコアカメラを搭載している。
センサー | 詳細 |
---|---|
48MP | メイン f/1.8 |
8MP | ウルトラワイド f/2.2 |
5MP | マクロ f・2.4 |
深度センサー | N/A |
メインセンサーの出力は、12MPになっており、屋外での撮影の仕上がりはノイズもなく、細部、発色はとても良い。
ダイナミックレンジも充分であるが、特筆する点もなく無難な写真になっている。
48MPの解像度でダイレクト出力機能もあるが、12MPをアップスケールしているにしか過ぎないので、この機能を使用するメリットは無いだろう。
ポートレイトを上手に撮影するには、充分な光源が必要だ。
12MPの2倍ズームは、デジタルズームを使用しているだけなので、細部が上手く再現されていない。
8MPのウルトラワイドは、そのクラスのスマホでは非常に良く撮影できていると言える。コントラスト、ダイナミックレンジも充分である。
意外にも5MPのマクロ・センサーでの撮影は、オートフォーカスもキチンと動作し、美しい仕上がりとなっている。
唯一の不満点は、色彩の表現が忠実ではないことだ。
Xiaomi Redmi Note 9sのメインカメラでの夜間撮影は、綺麗に写真撮影が可能だ。ナイトモードを使用すると、コントラストが一段とはっきりとして、美しい写真が取れる。
Note 9s レビュー 無難にして充分なビデオ撮影能力
Xiaomi Redmi Note 9sはメインカメラを使用すると、最大4K@30fpsでの撮影が可能になっている。
コントラストとダイナミックレンジは、素晴らしくノイズもほとんど見受けられない。
ウルトラワイドでの撮影は、1080p@30fpsが最高となっているが、撮影した動画は、シャープでクオリティもとても良い。
EIS(電子式手振補正)は、メインセンサーでもウルトラワイドでも使用が可能で、安定した撮影ができる。
SUMARRY
Xiaomi Redmi Note 9sは、デザインも美しく、大きなディスプレイと高性能チップセットを搭載、
そのバランスを取るかの様に、バッテリー容量もクラス最大のサイズとなっている。
ただし、同価格帯でライバル社のスマホは、Xiaomi Redmi Note 9sにはない機能も有している事を指摘しなければならない。
たとえば、Realme6は、90Hzのディスプレイとファースト・チャージング(急速充電)を備えている。
ディスプレイの画質を重視するのであれば、Galaxy A51を選んでも良いだろう。
Xiaomi Redmi Note 9sは、プライス・ポイントを考えると、総合的にうまくまとまったスマホであり、おすすめ出来る製品だ。
Xiaomi Redmi Note 9sの購入先
オンラインショップ | 価格 |
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